玄米食のメリットと落とし穴
私も玄米を基本食をして、今年で約2年目となりました。
そう、この2年目にして変化が現れてきました。
メリットとデメリット・・・・
この問題点に関しては私と同じように不安を持っている方もいるかと思います。
良い効果としては
まず体重が落ちて安定したこと。
玄米食により、良く噛み、腹もちが良かったのと
デトックス効果が要因だと思われます。
そして玄米食2年目となり、気になった症状が
めまい・貧血・髪の元気がなくなった…です。
最近手に入れたベジタリアン向けの本に
玄米について詳しく書かれてありました。
「玄米の胚芽や表皮にはビタミン・ミネラルがたっぷり含まれていますが、
同時にフィチン酸という強力な排泄作用を持つ物質が多く存在しています。
フィチン酸は毒素や有毒金属(ダイオキシンなど)と結合し排出作用が強力なので
デトックス効果が高いといわれていますが、同時に体内の鉄・カルシウム・マグネシウム・
亜鉛などの重要なミネラルとまで結合し、一緒に体外に排出してしまいます」
ということなんです。。。。
玄米100%が健康100%ではなかったのです。
安易に流行や健康だからと、玄米食を取り入れていては取り返しのつかない
事になるかもしれませんね。
ここ何十年も私たち多くの日本人は玄米から離れていました。
身近な人で正しい知識を持っている方は少ないかもしれません。
始める前にはよくよく調べないといけないとこの度認識しました。
ではどうやって取り入れればよいか…
分付き米や発芽玄米、酵素玄米、玄米クリームにすれば消化も良く、
栄養吸収率が上がるので大丈夫だとか…
発芽玄米は特にお勧めだそうな。(フィチン酸は分解され、ギャバも10倍に)
また、1週間プログラムで週末はデトックス目的の玄米。
平日は雑穀米や分付き米がいいかもしれませんね☆
また、普段は雑穀米だけど、定期的にデトックス目的で
1週間、1か月は玄米食をするのもいいかもしれません☆
良く噛んで唾液と混ぜれば大丈夫とかの意見もありますが、
研究なんて「木を見て森を見ず」の世界。
玄米についてはまだまだ研究が少ないのか、まだまだ賛否両論です。
一方の要素が解決しても、もう一方の要素が解決していない様子。
とにかく、私のこれからの玄米との付き合い方としては、
やはりなんでも中庸(どちらにも偏らない)を心がけたいので
5~7分付米や雑穀米と、玄米を交互に食していきたいと思います。
時として集中デトックスには続けて玄米食も取り入れる予定です。
これで体重の安定や貧血、髪の健康が戻るか
また報告したいと思います。
<追記>2014年7月
身体が玄米に慣れてきたようです。
ほぼ玄米食に変わりました。
あと、玄米を圧力鍋から土鍋で炊くように変更。
土鍋で炊いた方が消化が良いそうです。
貧血も髪も元に戻りました。
めまいもほとんどしません。
この記事を当初書いた時と現在の副菜が変わりました。
お味噌汁に漬物、豆腐、季節の野菜(なるべく路地物)になりました。
肉類の摂取はほとんどと無く、純和食という感じです。
ただ、やはり夏など消化力が落ちるときは
3分づきの米&時々玄米で対応しています。
現在の体重はいわゆる健康体重安定、
血液検査は優良です。
~食物の取り方は一つに集中しすぎないほうがgood☆感謝~